レンズを薄くするには、いくつかの方法があります。
・ 非球面・両面非球面設計のレンズや、屈折率の高いレンズを選択する
・ 加工前のレンズができるだけ薄くなるよう、レンズ会社による薄型仕上げなどのオプションを利用する
・ レンズを眼鏡に加工する際、レンズのふちの面取りで厚みが目立たないようにする
これらはレンズに関する工夫ですが、強度近視の方の眼鏡選びではフレームの選択も重要になってきます。
・ 横から見た場合に、レンズができるだけ枠に隠れるよう、太めのプラスチックの枠を用いる
・ レンズは大きくなるほど分厚くなるので、逆にレンズが小さくて済むよう、小さめの枠を選ぶ
太めのプラスチック枠の場合、確かにレンズのはみ出しは減りますが、枠の大きさを小さくしない限りレンズの最大厚みは変わらず、周辺部の渦も目立ったままです。また、フレーム自体の重さにレンズの重さも加わるため、眼鏡の重さが気になる方は二番目の選択肢、すなわちレンズが小さくて済むフレームがおすすめです。
玉型の小さいフレームと言えば、子ども用の枠を選べばよいと思うかもしれませんが、子どもと大人とでは目と目の間の距離や頭のサイズが異なるため、見え方・かけ心地・見た目ともに、子ども用の枠を大人がかけることは現実的ではありません。
ウスカルのフレームは、大人がかけられる小さいフレームという、ありそうでなかったニーズに応えるものです。大人の顔に合わせ、ブリッジ(鼻幅)は21mm以上、玉型の横寸はレンズが薄く軽くなる46mm以下になるよう設計されています。(度数に応じたおすすめの玉型サイズのまとめ)
また、ウスカル会の加盟店である当店では、以下の点においても強度近視の方のための最適な眼鏡作製に役立てるよう、心がけています。
・ 正確な検眼
・ かける人のPD(瞳孔間距離)や頭の幅に合ったフレーム選びのお手伝い
・ レンズの最大厚みの予測に基づいた、レンズ選びのアドバイス
・ 最適なフィッティング(最適な状態でかけていただくための調整)
【ウスカル枠の効能 および ウスカル枠を選ぶことのメリット】
1.同じ度数で同じレンズを使用した場合、一般のフレームに比べ、レンズが薄く、軽い眼鏡に仕上がる。
強度近視の人ほどその効果を実感できる。(比較写真)
2.レンズが薄くなることで、度の強い人に特に見られる、顔の輪郭線がレンズに映り込んで
二重に見える状態が起こりにくい。
3.度の強い眼鏡をかけても目が小さく見えにくい。
4.中~強度のプリズム付きレンズに適している。
5.中等度の近視の場合、度なし眼鏡のような薄さに仕上がる。
6.度が進んだ老眼の場合も、薄くて軽い眼鏡ができる。
7.ウスカル枠は玉型が小さいので、現在使用中の眼鏡のレンズを生かしての枠替えに最適。
お手持ちのレンズが、より軽くてかけやすい眼鏡に生まれ変わります!
8.ブリッジが広いので、鼻根の広く高い方に向いている。
その他の方も、顔に合わせた最適なサイズ・デザインを選べる。
顔に合っためがねをかけると、視界やかけ心地はもちろん、顔の印象も変わります!